1966-03-02 第51回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第6号
むろん形式的に言いますれば、国会方面、衆参両院の議長からの要請によりまして、米国から昭和二十二年の十二月にバーナー・タラップという人とチャールズ・H・ブラウンという図書館のミッションが参りまして、そういう米国の図書館使節も、国立国会図書館という唯一の国立図書館であって、しかも国会図書館であるものを一つつくるべきものだ、そういうものを一つつくって、それをりっぱに育成すべきものだということから勧告いたしまして
むろん形式的に言いますれば、国会方面、衆参両院の議長からの要請によりまして、米国から昭和二十二年の十二月にバーナー・タラップという人とチャールズ・H・ブラウンという図書館のミッションが参りまして、そういう米国の図書館使節も、国立国会図書館という唯一の国立図書館であって、しかも国会図書館であるものを一つつくるべきものだ、そういうものを一つつくって、それをりっぱに育成すべきものだということから勧告いたしまして
この規定は、もともとアメリカ図書館使節団の勧告に基づいて設けられたものであって、東京都その他関係方面と十分打ち合わせの上で定められたものでないから、その趣旨は必ずしも明らかでないので、この際過去十余年の経験と現状とを検討してあらためて本条の取り扱いをきめるのが適当であると考える。
この規定は、もともとアメリカ図書館使節団の勧告に基づいて設けられたものでありまして、東京都その他関係方面と十分打ち合せの上で定められたものでありませんから、その趣旨は必ずしも明らかでありませんが、この際過去十余年の経験と現状とを検討してあらためて本条の取り扱いをきめるのが適当であると考えるのであります。
これはこの図書館ができます当時から、支部図書館というものはどんな発展をするであろうかということに、多少の懸念を持つて注意もしておりましたが、この数年の間にだんだんと発達して参りまして、アメリカの図書館使節などの方でも、この点は割合に好意を持つて批評をしているようでありました。
更に海外からも国立国会図書館の法律の制定及び国立国会図書館の創立に、我々に非常な援助を與えられた当時の図書館使節の一人であるブラウンさんからも、あの新聞が翻訳でもされてアメリカの新聞に載つたものと見えまして、その新聞を見て非常に喜んだのです。で、こんなに嬉しいことはないというお手紙を頂戴して、私は実はそれらの手紙の返事が今日まだ書けないでおる状態なんです。
○羽仁五郎君 最後にもう一つ伺いたいのは、交換図書のことでありますが、私の知る限りでも、国立国会図書館にロツクフエラーのフアース君とか、或いは図書館使節として来られたブラウンさん、ああいうかたからアメリカのアメリカン・ポリテイカル・サイエンス・レヴユーなどを寄贈して頂い大ようですが、今日も引続いておることと思うのですが、これに対してこちらから適当なものを必ず交換にお贈り下すつておるのですか。
次にに副船印長ヴアーナー・W・クラツプ氏よりは、「拝啓、私は国立国会図書館の設立についての助言のため日本へ派遣されたアメリカ図書館使節団の二名の中の一人として、昨年十二月付のお手紙をありがたく落手いたしました。そのお手紙は、一九五〇年二月二十七日、貴国の議員代表団が当地来訪の際、国会図書館長金森徳次郎博士から直接いただきました。
当時、両院議長が連合軍総司令官にお願いいたされたのに基いて、アメリカよりクラップ、ブラウン両図書館使節がわざわざ來朝せられまして、その御指導と御盡力によつて具体的な構想が立てられ、昨年二月國立國会図書館法の成立公布となり、初代図書館長の任命があり、旧赤坂離宮の建物を利用して、いよいよその業務を開始したのであります。
次に、組織規程の一部を改正する規程案でありますが、その要点は、前述の組織規程のうち、受入部と整理部とを合併して受入整理部とする点と、新たに國際業務部を設ける点とでありまして、これは先般來訪いたしましたアメリカの図書館使節によつて、従來図書館で受入れと整理の二部をこしらえて書物を整理しておりましたが、われわれの図書館の程度においては二つにわける必要のない旨の助言があり、図書館経営の経験から徴して一つにまとめたものであります
而してその費途は、逝去された議員の遺族に支給いたしました弔慰金十九万八千円、米國より招聘いたしました図書館使節團のために要した経費が九万円、これと、特別委員会及び法規委員会において要しました経費が三万三千円でありましす。以上は、いずれもその必要の都度、議院運営委員会の承認を得て支出いたしたものであります。御審議の上、御承諾あらんことを希望いたします。(拍手)
どうしても法制局というものを充実しなければならぬという論議がありましたが、向うの図書館使節の人々は、法制局というのはアメリカにもないではない。ないではないけれども、きわめて小さなスタツフによつて行われておるし、約五人か十人の程度の者でできておる。
内容につきましては、今朝程近藤事務次長から若干詳細にお話があつたそうでございますが、昨日衆議院におきまして、アメリカ図書館使節團との会見の結果、字句の整理を事務局に一任するという形になりまして、それで昨夜実は遅くまで私がそれに関與いたしました関係上若干のことを申上げたいと思います。
本委員会は、かつてなき雄大なる構想のもとに國立國会図書館を創設すべく、アメリカの図書館使節を迎えて、旧臘以來しばしば打合会を開いて愼重審議を続け、昨日のごとき起草案に到達したのでございますが、本日の議院運営委員会との連合審査の結果、多少字句の修正がございました。
そうしてアメリカの図書館使節團が最近に日本にお立寄になるということですから、それまでに、委員長の言われたように、図書館運営委員と協議をして案を得て、それをその使節團にお見せして、こちらの試案はこうであるということを示すことも私はいいかと思います。こういう意味において早く図書館運営委員との合同研究をしてほしいと思います。
それから第四は、これらの結果がすべて今度新たに制定せらるべき國立國会図書館法というものになるわけでありまして、それがこの我々の討議の結果をアメリカ図書館使節團から、一月六日の覚書でここに提出せられておりますので、今までいろいろ御討議願つたことの基礎の上に、この國立國会図書館法の御討議にこれから入つて頂きたいと考えます。本日はこれより懇談会に移り、委員会はこの程度で散会いたします。
十二月十七日に米國國会図書館使節團との懇談会が衆議院議長應接室において持たれまして、爾來、ここに議事経過報告のところに記されておりまするように、数囘に亘つて参議院図書館運営委員会の打合会、それから合同の打合会が持たれたわけでありますが、詳細はこの記録について御覧を頂くことにいたしまして、大体この最後の一月六日の懇談会に至りますまでの結果がその後の附録の書類にずつと載つております。